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社会生活情報学専攻

4年間の学習の流れ

このページでは、社会生活情報学専攻では4年間どんな学習をすることになるのかというモデルケースをご紹介します。

社会情報学部、社会生活情報学専攻に入った理由

わたしは公立高校から、センター試験を利用して受験しました。
大学を探しているときには、まだ何をやりたいかもはっきりしていませんでしたが、これからの時代、パソコンやインターネットなどの情報技術が重要だというのはなんとなく感じていたので、社会情報学部を志望しました。

最終的に社会生活情報学専攻に進んだのは、ここでなら色々なことが学べるのではと思ったからです。
「生活」をキーワードにして社会学、経済学、マスメディア論など、多種多様な授業が受けられるのを魅力に感じました。ただ、数学が苦手だったので、経済学の授業は難しそうだなあと思っていました。

1年次

最初の1年は英語や専攻共通の必修授業が多く、まだあまり選ぶという感じではありません。でも色々な分野にふれることができたので、逆によかったと思っています。

特に印象に残っているのが、社会生活情報学専攻の学生が受ける、「社会生活情報基礎演習」という授業です。これは出席番号順に自動で振り分けられるのでどの先生になるかはわからないのですが、前期・後期で2人の先生に教わることになります。わたしは基礎ゼミの後期で、経済学が専門の先生のクラスになり、はじめて経済学の授業を受けました。そこで、実は経済学ってとても身近なもので、面白いものなんだということに気づいたんです。

2年次

2年目からはだんだん授業を選べるようになってきたので、早速「経済学応用研究」という授業を取りました。社会生活情報学専攻では、わたしたちの日常の生活を軸として、色々な学問を学びます。経済学でも、わたしたちの生活でよく見かける光景の裏にあるものを探っていったりするんですね。たとえば、ペットボトルのお茶。まったく同じ商品が、コンビニや自動販売機、薬局など様々なところで売られていますよね。でもその値段は、コンビニでや自動販売機では定価、薬局では安売りと、場所によって違います。同じものなのに、場所によってなぜ価格が変わるのか、といったことを経済学の観点から探っていく、といった勉強をしました。

3年次

3年の時には「マーケティング情報論」などの経済学系の授業も取りつつ、情報系の「情報リテラシー演習」、「広告論」「出版論」「メディア論応用研究」といったマスメディア系の授業と幅ひろく受けました。

「情報リテラシー演習」の授業では、最新のインターネットメディアの活用方法を学びました。たとえば自分でブログを解説し記事を書くこと、ツイッターのアカウントを作ってつぶやいてみること。その過程で、インターネットメディアで情報発信をしている人の活動を知り、歴史上ないほど個人のことばが力を持った時代だと言われている意味を実感することができました。

「メディア論応用研究」は普段目にしているニュースについての授業です。例えば複数の新聞の記事や社説を読み比べたりしました。それによって、同じ事を報道しているようで、実は結構違う所があることを知り、ニュースとは真実そのものではなく、あくまで誰かの視点で書かれたものなのだということが実感できました。
マスメディアを健全に疑うという姿勢が大切だと学びました。

色々な分野の授業を受けたおかげで、自分の幅を大きく広げることができたと思います。

就職活動

最初は色々な業種を回ってみたのですが、最終的には金融に絞って地元の地方銀行から内定をいただきました。銀行に決めたのは、やはり経済学を学んだことが大きかったと思います。
以前は銀行といえば、お金を預けるところというくらいのイメージしか持っていませんでしたが、実は経済にとってとても大きな役割を果たしていること、ある意味影から支えている存在なんだということに気づくことができました。仕事をしていくのは大変だと思いますが、やりがいを持って働けそうな気がしています。

4年次

現在は卒論の執筆をしています。研究テーマは2年次に学んだ、「売られている場所によって同じ商品でも価格が違うのはなぜか」ということです。これは主に行動経済学という領域の問題なのですが、指導教授からはそれだけではなく、社会学的な視点、マーケティング的な視点からも考えてみてはどうかと言われています。そういった色々な視点で物事を考えられる環境があるのが社会生活情報学専攻のいいところだと思っています。