社会情報学部情報デザイン専攻2年生の合田加奈子さんが中山隼雄科学技術文化財団の主催する社会を変える「夢のゲーム」のアイデア募集に応募し、459件の応募作品の中、最優秀賞を受賞しました。本コンテストを主催している中山隼雄科学技術文化財団は、「人間と遊び」という視点に立った「科学・技術・文化」に関する研究開発に対して支援を行っており、その一環として、ゆとりと活力のある社会に貢献する目的で夢のゲームのアイデアを募集しています。以下、合田さんからの受賞報告です。

1. コンテストを知ったきっかけ

私が、このコンテストを知ったきっかけは、2年生で受講している松田先生の講義である「情報処理機器概論」(注: スマホやタブレット、ゲーム機、パソコンなどの情報処理機器に関する入門的な講義)でした。紹介されたコンテストの内容がゲームに関するものであり、サークルや趣味でゲームを作っていたので、興味を持ち応募をしようと思いました。その後、松田先生に応募する旨を伝え、アイデアの相談にのってもらいました。

アイデア募集

2. 応募までの経緯と応募内容

今回のコンテストは、ゲームの内容とそれを説明する図を描いて応募すると言うシンプルなものでした。このため、まずはゲームの内容を考え、説明する文章を考えることから始めました。コンテスト応募までの経緯は次のようになります。

  • 4/24 「情報処理機器概論」の講義でコンテストを知りました。
  • 5/7   ゲームのアイデアを考え始めました。
  • 5/8   松田先生にゲームのアイデアと内容の相談にのってもらいました。
  • 5/10 コンテストへ応募。ゲームの内容と図をホームページのメールフォームから提出しました。

コンテストの結果は、6/15にメールで頂きました。なお、コンテストに応募したゲームの内容と図は次の通りです。

アイデア内容

アイデア図

 3.  応募にあたって考えたこと

今回「自分を好きになるゲーム」を考えた理由は、自分のこれまでの体験からです。私は幼い頃内気な性格でしたが、人から褒められたりお礼を言われたりしたことで、自分を変えることができました。そんな体験から、自分に自信を持つことで、こんなにも世界の見え方が変わるのかということを実感しました。

今、塾講師のアルバイトをしています。塾に来る子ども達は勉強が苦手で自信のない姿が多く見られます。答えが間違っていたとしても「頑張って最後まで問題に取り組んで偉いね」と当たり前のことを褒めるよう心がけています。それらを通じて、自信を持って欲しいと常日頃思っていました。

「出来て当然」だから何も言わない、言うのは恥ずかしい。もしそれを口に出して伝えられたら、その人の心は喜びに満ち溢れると思います。そしてそれが自信へと繋がるのではないでしょうか?

4. 終わりに

今回のコンテストには老若男女様々な職種の人たちが応募し、驚くようなアイデアが数多くありました。私が提案したゲームはまだまだ足りない部分があると思いますが、評価されたことを非常に嬉しく思います。また、他の受賞者のアイデアや考えも知ることができ、今まで気が付かなかった問題点を知ることができました。自分の視野を広げるためにも、来年もまた応募してみたいと考えています。

最後に、このような機会を与えて頂いた松田先生に感謝します。

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6月21日(日)の多摩オープンキャンパスにご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!

情報デザイン専攻の学びや授業内容、学生生活やキャンパスの雰囲気はおわかりいただけましたか。また、受験や進路に対する疑問や不安などは解消できたでしょうか。

今年からはじめたプロジェクションマッピングやインタラクティブアートの展示も大盛況でした。制作した専攻の学生本人が、それぞれの作品について熱心に説明する姿が印象的でした。参加者から「学生がこのような作品を作れるようになることに驚いた」「デザイン能力や技術力が身につくことがよくわかった」という感想もいただきました。

今回の展示は、情報デザイン専攻の「IT関連技術の高い専門性を身につけて、さまざまな業種で活躍する」というコンセプトによる成果のほんの一部でしたが、今後もオープンキャンパスを中心に皆さまに専攻の魅力をご紹介していきたいと思っています。

次回の多摩オープンキャンパス(社会情報学部・人間関係学部)は、7月26日(日)に開催します。
大妻の魅力を伝えるイベントが盛りだくさんです。
皆さまのご来場をお待ちしております。

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6月21日(日)10:00~15:00
多摩キャンパス(社会情報学部・人間関係学部)でオープンキャンパスを開催します。
※予約不要・入退場自由

 

お知らせ① AO入試の募集要項・申込書を配布!
本学を第一志望とする方を対象に、能力・特技・資格や個性、学習意欲などを総合的に評価し、合否を判定するAO入試を実施しています。
申し込み前にオープンキャンパスに参加し、志望学科・専攻への理解を深めてください。

 

お知らせ② プロジェクションマッピングとインタラクティブアート展示!
当日はメイン会場のすぐ隣の社会情報学部棟1Fラウンジスペースにて、情報デザイン専攻の学生有志によって制作されたプロジェクションマッピングやインタラクティブアートを展示します。ぜひ観に来てください。

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みなさまのご来場をお待ちしています!

 

情報デザイン専攻のオープンキャンパス情報はこちら!
オープンキャンパスのタイムスケジュールはこちら!(PDF)

 

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本郷ゼミの学生が卒業研究で制作した問題データベース集を使って研修会が行われました。埼玉県高等学校情報教育研究会が主催し、日本教育情報学会および日本情報科教育学会が後援する「オンライン授業支援システムMoodleの活用と授業デザイン」研修会が3月16日に埼玉県立大宮高等学校で行われました。

Moodle研修会サイト

LMS(学習管理システム:Learning Management System)の世界では、海外および国内で利用される信頼性の高いオープンなLMSシステムとして、先のシステムが利用されています。また、国の政策として、初等中等教育での導入も急がれています。しかし、どのようなすばらしいシステムが導入されたとしても、そこで自由に利用できる教材の提供がなければ、その普及はおぼつかないことは、今までの経験から明らかです。

本研究室では、このような課題を解決するために、LMS上で利用できる教材や問題のデータベースの構築を行っています。データベース化された問題等があれば、容易に問題を抽出して、テストを、授業を進めながら作成し、自動採点することで、学習者の到達度を瞬時に測定することが可能となります。従来、実践が容易ではないと考えられていた、例えば、完全習得学習等のさまざまな教授手法がLMSの支援によって可能となります。

研修会では、学生が作成した多量なデータベースを紹介して、その有効性や授業での実践可能性などについて講演・実習などを行いました。研修に参加された先生方からは、LMSに対する強い関心と導入の容易さへの驚きとともに、データベースへの大きな期待が寄せられました。また、学生の研究成果の社会への貢献という意味においても意義ある研修会でした。

 

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情報デザイン専攻2年生の必修科目「クリエイティブ思考法」の第1回目(4月14日)は、今年度も本学名誉教授の田邉和子先生をお迎えして、「女性として生きる-卒業生の就職を通して」というテーマで講演していただきました。

田邉和子名誉教授の講演

講演の前半では、先生のご専門の原子核物理から、原子力の優れた点と問題点について学生にわかりやすい説明がなされました。後半では、情報デザイン専攻の卒業生の就業状況や、女性が活躍できる職業や仕事の選び方などについて、具体例とともに話が進みました。

学生は受講後の感想文で、たとえば「2011年度の東日本大震災で起こった様々な問題を自分自身のこととして捉えるようになった」と述べたり、また、就職について、「女性として社会で生きていくために、改めて考える機会になり、大学での勉強に対する意欲が一層高まった」と述べるなど、この授業をきっかけに社会への関心や本専攻で学ぶ意味を再確認できた様子でした。物事をいろいろな切り口で考えることや、積極的に新しい情報にアクセスして判断を行うことの重要性についても感想文で触れられていましたが、これは当授業の狙いである「気づき」であり、今後さらに理解を深めて行動に移してほしいものです。

 

以下は、講演後の学生の感想文から抜粋したものです。

 

放射能は害を与えるだけのものだと思っていましたが、考古学における年代の調査で必要なものだと知り、害を与える一面もあるものの、歴史を解明するという偉大な研究の一部に必要だということに驚きました。今まで原子力と考古学は全く関わりのない学問だと思っていたため、大きな関わりがあったことにも驚きました。(Kさん)

新しいエネルギー源が作られている事を知り、うれしかったです。もっとCO₂を作らず効率よく発電できる方法が開発されて安全な物ができるといいなと思いました。(中略)
卒業後の進路については、大妻は就職率が高く情報系が強いと聞きこの学部(情報系)での学びを生かして就職が決まるといいなと思いました。(中略)
企業側が求める礼儀正しさ、協調性をあと3年間で身に付けていき、普段から礼儀に気を付けて行動していこうと思いました。必要だと思われる人材にどうしたらなれるのだろうと考えられるきっかけになる講義でした。(Cさん)

 原発事故による放射能汚染で人体の影響など様々な不安要素が身の周りに起きていることを改めて知りました。しかし、それに対処しようと検出器の開発、宇宙線のミューオン測定装置の発明などの対策に取り組んでいることに感心しました。このような技術がますます必要となってくるとのことなので、私も大学で広い視野を持って学び、能力や技術を伸ばしていきたいです。(Aさん)

 東日本大震災の時の原発事故における放射能について、イメージはできても詳しいことは知らなかった。地震から月日が経ち、以前よりは原発問題などが報道されることは少なくなったが、未だに問題は多く残っていることが分かった。放射能などの問題などから他のエネルギー源を利用していこうとしても、それぞれにメリット・デメリットがあるため、簡単には移行することはできないということが、難しい問題だと感じた。(Kさん)

原子力発電について、今まで問題の内容をしっかりと理解してニュースを見てはいませんでした。今日のお話しを聞いて何が問題であるのか、知ることができました。今まではニュースを何気なく見ていましたが、汚染の現状や原発の内部についての詳しいお話しを聞いたことで原発問題への考えも変わりました。
人間の生死にも関わる自国の問題なので決して他人事ではないと感じました。原発に問題があるから代替エネルギーを使おうといっても、代替エネルギーにもそれぞれ問題があったりして、簡単に解決できる問題でもないので深刻なことだと思いました。(Mさん)

会社の選び方で将来伸びそうな会社、働き易い会社などの資料がとてもためになりました。企業が求める、基礎学力、協調性、礼儀正しさ、気配りなどを日頃から意識し、大学生活で身に付けていきたいです。(Nさん)

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田丸ゼミの卒業研究をもう1件ご紹介します。

VisualBasic言語を用いて自動車の渋滞シミュレーションを行いました。 セルオートマトンの原理に基づき前に空きスペースがあれば走行でき、無い場合は停止するという簡単なルールを用いています。一方通行路と、途中1箇所に交差点がある道路の2種について検討しました。

図1は交差点がある場合のプログラム実行途中の表示画面です。2本の直交道路の左端および上端からランダムに自動車が発生し、右方および下方に黒丸(自動車)が移動します。画面では渋滞が13回発生したことが示されています。


図1 プログラム実行途中の表示画面

図2は交差点道路の観測時間と渋滞回数の関係のグラフです。パラメータとして、自動車の発生頻度を40,50,60% としています。


図2 渋滞回数のグラフ

ゼミのホームページで他にも卒業研究の紹介をしています。こちらをご覧下さい。

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田丸ゼミの卒業研究をご紹介します。

LEGO社のMindstormsロボット用カラーセンサ2種に関して、 センサとカラー対象物との距離、角度、周囲光などに対するカラー認識特性を測定し、 相互に比較しました。さらにこれらをロボットに搭載し、 ライントレースの走行制御を行い、走行特性などを測定しました。

図1は標準カラーの認識特性(角度の変化に対する)の測定に関して分度器を用いて センサの角度を調整している様子です。


図1 角度変化に対する特性測定

図2はカラーセンサによる走行特性を測定するときのロボット外観写真(ロボット先端にカラーセンサが設置されている)です。


図2 走行テストに使用したロボット

このように、田丸ゼミでは研究テーマとして「予測」や「推定」を取り上げ、それらに関する問題をプログラミングによるシミュレーションあるいは実験により検証しています。

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報告者: 青木友花(情報デザイン専攻/松田ゼミ)

松田ゼミに所属するゼミ生(青木)は、卒業研究として「ウェブ視聴履歴に基づくウェブサイトの類似性に関する研究」を行い、卒業論文として提出ました。今回はその締めくくりとして、2月27日、東京タワーの麓の機械振興会館で開催された電子情報通信学会の情報・システムソサエティが主催するソフトウェアインタプライズモデリング研究会で発表してきましたので報告します。発表資料は、ここを参照ください。

研究会に関して

ソフトウェアインタプライズ研究会は、インターネットとエンタープライズを足し合わせた造語で、インターネット上でのエンタープライズ型のWebベースアプリケーションやソフトウェア、そのビジネスモデルに関する研究を行っている企業や大学の研究者が集まり、発表、議論を行う研究会です。

presentation

発表内容

本研究はソネット株式会社の竹内彰一シニアリサーチフェローのご協力のもと、ソネットメディアワークス社が保有する「ユーザがどのウェブサイトを何回見たか(ウェブ視聴履歴と呼びます)」というデータを用い、そこから全体のユーザを代表するユーザを約2万人選び出し、それぞれのユーザが2084個のサイトに対して1ヶ月間に何回アクセスしたかという情報、すなわち「ユーザのアクセス行動」から見たサイト間の類似性を2種類の統計手法で評価したものです。ここで用いたあるユーザのアクセス行動とは、例えば、あるユーザがその1ヶ月の間にサイトAを830回、サイトBに2015回、サイトCを326回見た場合には、そのユーザのIDと830、2015、326という回数だけを扱うもので、サイトA、B、Cが具体的にどのような内容のサイトであるかという情報は含まれません。

研究の結果、あるサイトにアクセスしたユーザが次にどのようなサイトをアクセスするかを予測できる可能性があることを確認でき、また、今回用いたアクセス行動履歴のデータにはサイトの内容に関する情報を含んでいないにも関わらず、それを用いて計算した結果得られた類似サイトの内容を実際に調べてみると、以下の図に示すような「内容の類似性」があることが分かり、行動との関係性を見出すことができました。

visualization

発表に関して

研究会当日は、日本IBMの方の特別講演で始まり、口頭発表が全部で7件ありました。参加者は30名弱で、ほとんどが企業の方でした。発表時間は20 分、質問時間が5分でした。初めての学会発表であり、また、20分もの発表をしたことがなかったので、うまく話せるか不安でしたが、発表前に竹内さん、松田先生に何回も練習しいただけたので落ち着いて話すことができました。発表後、3人の企業の方から質問をいただいたのですが、うまく答えることができず(松田先生に助けていただきました)質問という場の重要性をあらためて感じました。

coauthor

終わりに

3年生の後半から本研究を始め、就活などで一時期大変な時期もありましたが、なんとか学会発表までこぎつけました。終わってみると一般企業の研究者の前で発表するという大変よい経験ができたと思いました。今回の卒業研究は、ソネット株式会社の竹内シニアリサーチフェローのご厚意とご協力で実現しました。このような場を持たせていただけたことに大変感謝し、ここに厚く御礼申し上げます。今後は、この経験を社会で活かして頑張っていきたいと思います。

 

 

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藤村ゼミの卒業研究をもう一件紹介します。この作品は、マイコンボードArduinoと音情報を取得するための音センサ、そしてELワイヤーという光るワイヤーを用いて、音楽に即時に反応し光るコスチュームです。本作品ではマイクから取得した音声をFHTライブラリによりスペクトル分析を行い5つの音域の強度に変換し、下図のように音域毎に対応するELワイヤーを音の強度に応じて点灯させています。

一定時間の音の強度の平均値に基づき、反応する音のしきい値を自動的に調整するオートゲインコントロール機能を実装しているため、静かな場所でも、大音量のライブ会場でも適切に光らせることが可能です。また、PCは不要でArduino単体で実装されているため、低コストで実現できます。

responsivecostume

藤村ゼミではこのようなコンピュータ技術と手芸を組み合わせたテクノ手芸やメディアアートの制作を行なっています。

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