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小野ゼミナール

統計リテラシーに関するゼミナールを実施

2017年09月12日

我々のゼミでは、モデルを立ててそれを統計的に検証するという形式で卒業論文をまとめる学生が多い。そこで、今年は3年生の前期で、統計分析の基本的な考え方、分析結果の解釈の仕方、統計分析で陥りやすい誤りなど、統計リテラシーの獲得を目的に、3冊の本と2つの解説記事を使った発表形式のゼミを行った。ゼミでは、特に、因果推論とCeteris paribusの考え方に基づいた議論を意識した。また、最後に機械学習というアルゴリズムによるデータ分析が現実世界に適用されている事例をDVDで確認した。
 学生の感想は次のようであり、統計リテラシーの重要性は共有されたと思われる。
「今まで触れてこなかった統計学について学んだことで、物事を表面だけでなく様々な方向から考えるようになりました。」「今後は学んだことを活かして、物事の本質の部分を考えていける人間になりたいです。」「ゼミを通して統計学、因果関係と相関関係を深く学び、知ることができました。」「ゼミを通して自分自身が知らなかった統計リテラシーを学んでいけました。後期の卒論に生かせるようにしたいです。」「3冊も読み進めていくうちにきちんと理解できるようになりました。」「ゼミでの発表の仕方や本の読み方、説明の仕方や質問の仕方など学ぶことができました。ゼミはとても楽しかったです。」「3冊の本を通して統計学というものを学びました。理解するのが難しかったですが、最初よりはうっすらとわかるようになれた気はしています。」「最初は全くわからないことばかりでしたが、身近な話を元に話が進められたのでなんとか理解することができて良かったです。」「生活で役立つ情報が多く本を読み終わったときは楽しかったです。」「最後の講義で見た機械学習のDVDはとても興味深かったです。」「最後のDVDは見ていて鳥肌が立ちました。私が知っていることより遥かにすごいものでした。機械学習の進歩は社会全体の進歩でもありますが、人間を遥かに超える能力をどうやってうまく使っていくのかが課題だと思います。」「統計学を学んで、世の中で起こる多くの出来事などは、因果関係や相関関係があると言うことがわかりました。」「統計学を学んだことで、今後色々な事に対して何か考えるとき、自分の都合のいいような考え方や、思い込みというのを防げると思いました。」「統計の基礎となる部分を多く吸収できたように思います。」「内容や事例はさまざまなものの、読む数をこなしていくうちに統計のパターン、規則性がだんだんとみえてきておもしろかったです。」「今までには知らなかった考え方を学べることができた。これからは、固定観念にとらわれないで違う角度からも見て考えていきたい。」
 人間によるデータ分析では分析手法と共に理論モデルの知識が重要になる。後期はモデルの学習も進めていきた。