病と健康の心理学/私のおススメ!
- 担当教員
- 若林 佳史
- 履修年次
- 1・2年生
- テーマ
- 応用コミュニケーション
社会情報学科共通科目「コミュニケーション論」の応用編にあたる講義です。医療場面で行われるコミュニケーションについて学んでおり,家族あるいは私が大病になったときのことを考えながら講義を受けています。深刻な病気になった人や大切な人を亡くした人の心のうちも学ぶことができ,考えることの多い授業です。将来先生になろうという人にもお勧めです。

I.Oさん
講義概要
私たちはさまざまな場面でさまざまな社会(的)行動を行っており,コミュニケーションはその一つです。この講義ではいくつかの場面におけるコミュニケーションについて一緒に理解を深め,受講者が自分を振り返るきっかけとなることを目指しています。取り上げる場面は数年ごとに変えて行きますが,当面は医療場面に焦点を合わせています。たとえば,「悪い知らせ」を伝える/受け取る,遺族への援助的コミュニケーションなどについて講義を進めます。
学生へのメッセージ
医学ないし医療の進歩にともなって出現した,たとえば,出生前診断や,「脳死した者の身体」からの臓器移植といった問題は,決して自分とは無縁のこととは言えなくなっています。授業を通して,そうした問題に関心をもってほしいと思います。