「情報基礎」「システムコア」「デザインコア」、
3つの学びを多様な専門性をもつ教員がサポートします。

「情報基礎」は情報システムや情報デザインに関する基礎的な視点や技法を学習する科目群、「システムコア」は設計したものを現実の形にする力を養う科目群、「デザインコア」は情報を目的に沿って設計・表現する力を養う科目群。情報デザイン専攻では、学生各自の進路にあわせてこれらの科目群から自由に科目を選択履修します。また2つのコアが両輪となって、情報を目的に合わせて分析、設計、構築、表現する力が育成されます。
1年次 基礎技術を習得
広い教養と実践的な英語能力を養うとともに、情報社会全般に関する基本的な考え方と情報リテラシーの基礎技術を学習します。

プログラミング入門
はじめてプログラミングを学ぶ1年生向けの授業です。図形やアニメーションを描きながら、楽しくプログラミングを学ぶことができるProcessingという言語でゲームを制作し、最後に各自が作品をWebサーバにアップロードして、プレゼンテーションを行います。教員と学生による投票で優秀作品の選出も行っています。
1年次専門教育科目
情報処理原論/プログラミング入門/情報デザイン基礎演習/情報数学A/デザイン論及び演習I・IIなど
2年次 さらに基礎を固める
プログラミングと数学的思考能力を中心として、情報システムと情報デザインの学習に必要な基礎固めを行います。

デジタルコンテンツ応用
自らテーマを決め、企画立案から、撮影、編集まで、映像制作の共通ワークフローを体験します。機器操作やカメラワーク、照明や音声の演出、映像編集のテクニックを習得し、情報発信者としての視点を身につけます。また、チームによる作品制作やプレゼンテーションを通して、作業分担、スケジュール管理なども学びます。
2年次専門教育科目
情報数学I・II/プログラミングの基礎/プログラミング基礎演習/プログラミング論及び演習/クリエイティブ思考法/情報処理機器概論/統計処理及び演習/応用統計論及び演習/オフィスマネジメント論I・II/情報ネットワーク論及び実習I・II/情報管理/シミュレーション論/認知科学/デジタルコンテンツ/インタフェースデザイン論/デジタルコンテンツ応用/マルチメディア論及び実習I・IIなど
3年次 専門知識と応用力
情報処理・デザインに関するより実践的な課題解決力を養いつつ、少人数教育のゼミナールで、卒業研究を意識して専門的知識と応用力を身につけます。

WebプログラミングI
Webサイトはさまざまな技術に支えられており、デザインするためにはそれらの特徴や機能を理解する必要があります。ここではユーザーの入力や反応に応じて表示結果が変わる動的なプログラミング技術を習得するとともに、Webサイト制作を支援するさまざまなツールやフレームワークについて学んでいきます。

スマートデバイス論
スマートフォンは本体を横にすると画面も横になり、通話時に耳もとに移動すると画面が暗くなります。これらは、センサとコンピュータ技術によるものです。本講義では、この技術を基礎に、実世界に存在する、さまざまな機器や装置が「知的(スマート)」に振る舞うことを可能にする技術を幅広く扱い、その習得を目指します。

コンピュータ・グラフィックスII
図形やアニメーションを3次元空間に作成する表現技法を理論と実習の両面から習得します。まず、3次元表現手法を対象にコンピュータ・グラフィックスの基本的知識を学び、実習では3DCGソフトウェアを用いて視覚的表現力と技術を実践的に身につけます。最終的には各自のアニメーション作品の制作にも挑戦します。
3年次専門教育科目
情報システム論及び実習I・II/社会情報学ゼミナールI・II/数値計算論/スマートデバイス論/ニューメディア論I・II/経営情報システム論/アルゴリズム論及び演習I・II/情報処理応用論及び演習/応用プログラミング論及び演習I・II/オブジェクト指向プログラミング論及び演習I・II/WebプログラミングI・II/感性デザイン及び演習/ウエブデザイン/音声・音響デザイン/コンピュータグラフィクスI・II/画像情報処理論及び演習I・IIなど
4年次 卒業研究に取り組む
これまでに培った情報デザインの知識や技術に基づいて卒業研究に取り組み、4年間の学びの総仕上げを行います。
4年次専門教育科目
社会情報学ゼミナールIII・IV/卒業研究など
● 必修科目
● 情報基礎科目群(選択科目)
● システムコア科目群(選択科目)
● デザインコア科目群(選択科目)
※情報デザイン専攻のカリキュラムは、ここに記載した「専門教育科目」の他に、「全学共通科目」「学部共通科目」、資格等を取得するための「諸過程科目」などから構成されています。