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合格者座談会

合格者座談会
2010年12月に実施された情報技術者試験のうち、〈基本情報技術者〉を受験した方々に集まってもらい、対策講座や国家試験を受けた体験談を、インタビュー形式で語ってもらいました。
(2010年12月8日収録)
今回、皆さんは、〈基本情報技術者〉の国家試験に合格されました。おめでとうございます。この国家試験に合格するのはなかなか大変だったと思いますが、今日は、めでたく合格した3人にお出でいただいて、合格するためのコツをご披露いただき、後に続く後輩のための参考にしたいと思っております。まず初めに、〈基本情報技術者〉の国家試験を受けようと思ったきっかけ、この試験を受けた動機、そういったことを簡単にお話していただきましょうか。
私は、SE(システム・エンジニア)の仕事に興味があり、SEという職業に就くなら情報技術に関する専門的な資格があった方がよいという話を聞いて、〈基本情報技術者〉の資格に挑戦してみようと思いました。
そうですか。あなたは、〈ITパスポート〉の資格は持っているんですか。
いや持ってないです。
持ってないんですか。あなたの所属は生活専攻ですが、学部のパソコンの授業以外にも、自分なりにパソコンの勉強はやって来たんですか。
いえ、学部の授業でパソコンの勉強を始めて、〈基本情報技術者〉の勉強は、社会情報学部主催の特別対策講座を受けて、そこでの授業が初めてでした。
そうですか。じゃあ、大学に入ってからかなり力を入れてきたということですね。
そうですね、この半年間はがんばりました。
高校時代はどうでしたか。「情報」っていう科目もあったでしょ。この科目は勉強してきたんですか。
そうですね、でも高校の授業はやっぱり高校レベルというか、あまり資格の内容と関連しているところはなかったので、ほんとに一からテキストをみて勉強したのは、今回の特別対策講座が初めてでした。
ほう、それはずいぶん、自分一人で頑張ったんですね。試験問題の内容は私もネットで見ましたが、なかなか難しそうですね。専門的な用語もかなりたくさんあるしね。
そうですね、難しかったですね。
やっぱり、難しかったですか。
はい。知らない単語を一から覚えるのがまず大変でした。
そうか、なるほどね。生活専攻はどちらかというと文系の専攻ですが、今年は〈基本情報技術者〉試験に2人受かったんですよ。今日は、そのうちのお一人に来ていただいてお話を窺っていますが、あなたの合格は、生活専攻でもしっかり勉強すれば合格するということを証明してくれました。
そうですね。頑張れば、決して難しくないということですね。
では、次に、環境専攻のKIさん。どうでしょうか。この〈基本情報技術者〉の試験を受けてみようと考えたのはどうしてでしょうか。
私は、もともとは〈ITパスポート〉を取ろうと思っていたんですけど、〈ITパスポート〉は、情報の分野だけではなく一般知識に関する内容も入ってくるから、より専門的な〈基本情報技術者〉の方が就職にも役に立つよ、という話を聞いたのでやってみようと思いました。また、特別講座開講の説明会に参加した時に、〈基本情報技術者〉は、〈ITパスポート〉の部分も含まれており、少し専門の部分が多いだけということで、似たようなものだったらワンランク上を目指してみようと思って〈基本情報技術者〉の方を受けました。また、社会情報学部なので、情報に関する資格もあった方がいいかなと思って、それで受けてみました。
あなたは今、何年生でした。
2年生です。
2年生ですか。高校時代はかなりパソコンの勉強に力を入れて来たんですか。
いや、高校では全然やっていなかったですね。大学に入って、学部の授業しかやってなかったですね。1年の時に、「情報処理論」という科目と「コンピューターの基礎」っていう科目があって、その内容が役に立ったように思います。
なるほどね。HSさんもそうだけど、あなたも高校時代はそんなにパソコンの勉強をしてきたっていうわけではなくって、大学に入ってからかなり力を入れて勉強した、ということのようですね。
はい、そうですね。
それで、あなたは、卒業後は、SEの仕事のようなことを、まだ2年生だからそんなに切実には考えていないかもしれないけど、そんな方向で考えているんでしょうか。
どちらかというと、SEの仕事の方に。パソコンは結構好きなのでそっちの方面に行こうかなと考えています。まだ未定ですけど。
ところで、KMさんは、去年のこの話し合いの中でも、1年生で参加してくれましたね。確か、1年後に基本情報にチャレンジするって言ってましたね。
はい、チャレンジすると言いました。入学時からそのつもりでいました。昨年、〈ITパスポート〉を取得し、今年は〈基本情報技術者〉に合格しました。
特に、今回、基本情報を受けるにあたって、自分としてはどんなことを考えましたか。
去年、〈ITパスポート〉を受けたのは、情報のことを勉強する学部で、しかも情報デザイン専攻の所属ですから、それらしい資格が欲しい、国家資格って聞いたら、ちょっといいなって思っていました。最終的には、基本情報の方が欲しいって思っていましたが、1年生ではきついかなと思って、それで、去年、〈ITパスポート〉を受けて、2年生になったら、絶対、基本情報を取ろうと決めていました。
KMさんは、高校あるいは中学校の頃からパソコンをいろいろ活用していたんでしょうか。
そうですね、パソコン自体は全然勉強とかじゃないですけど、好きでずっとやってました。
主に、どんな使い方をしていたんですか。
ゲームとかいろいろですね。ホームページ作ったりとか、あと、音楽を作るソフトいじってみたりとか、ゲームを作るソフトをいじってみたりとかしていました。
今もホームページとか、ブログとか、自分で作っているの。
最近は、ホームページはちゃんとやっていないですね。
そうですか。情報デザイン専攻ですと、専門の勉強をするにも、資格を持っているとわかりやすいですか。
多少かぶる面はやっぱりありますね。情報デザイン専攻では、デザイン系の内容とシステム系の内容っていうのがあって、私は、デザイン系があんまり得意じゃないんで。
デザイン系よりもシステム系の方が得意なんですね。
デザイン系というと、センスとかを問われる、そういうのがあんまり得意じゃなくて。パソコン自体は好きなので、システム系のなかでもプログラミングとかも好きです。
今回、国家試験の問題、午前と午後だと100題以上あったでしょう。そのなかには、コンピューター以外の分野の問題もいろいろあったでしょう。
午前の試験には、事務系の内容もありました。〈ITパスポート〉の場合は、テクノロジ系のほか、マネジメント系、ストラテジ系の全部で3つの分野に分かれていますが、〈基本情報技術者〉の方は、全部合わせて総合点で60点以上が合格圏内になるようです。
合格をした時はうれしかったでしょ。
はい、うれしかったです。一日中ニコニコしてました。
これからも皆さんに続いて後輩がね、どんどんチャレンジして合格してほしいと思っているんですけど、どうしたら受かりますかね、単刀直入に言って合格するためのコツをね、披露してほしいんですけど、こういうことをしたらいいんじゃないかというヒントをね、今日のインタビューの趣旨もそこにあるんだけど、この点については、皆さん、如何ですか。
特別対策講座は、休まないことが大切だと思いますね。講座の開かれる期間は長いですが、ちょっと疲れて休みたくても、絶対出ようって気持ちが大切。
そうですね。一応、欠席した人のためにDVDで勉強できるようになっているんですけど、やっぱり細かい解説とかは講座で直接先生が説明してくれるので、DVDだと流し見してわかんないところがあっても聞けないし、やっぱり講座は絶対出た方がいい。また、過去問は、ちゃんとやったら6割位は取れるかなって思いました。過去問をこなすのは大事ですね。
過去問も1年前の問題ばっかりじゃなくて、2年前まで調べておくといいですね。講座の先生は、過去3年…と仰っていました。でも結構すごい量でしたね。
過去問を解いているときに、講座に出てると、先生からポイント絞って教えてもらえるっていうのはラッキーですね。一人で勉強してると、すごい広い範囲でどこにポイントおけばいいかわからないから。
なるほどね。先生の立場から言うと、ポイントが外れる場合もありますけどね。
結局、問題に慣れることが大事だと思います。問題に慣れることが大事なんですけど、自分だけだとだらけちゃうし、せめて講座に行っている時だけは勉強しようっていうふうにすれば、家でやらなくても講座に行っている時だけは絶対問題解けますし。やっぱり、特別講座には絶対出なきゃだめだなって思います。
じゃあ三人とも欠かさず出席しましたか。
だいたい…。(笑)
さて、そろそろまとめに入りますと、大事なことの1つは、欠かさず講座に粘り強く出席して、怠け心を抑えて勉強するということと。2つ目は、過去問を過去2、3年、あるいはそれ以上に遡ってしっかりおさらいをするということ。3つ目は、先生が対策講座の中で仰るポイントをしっかり自分なりにマスターすること。この3つを十分意識して勉強すれば、社会情報学部に入学してからパソコンの勉強を始めても決して遅くはないということですね。
そうですね。やっぱり社会情報学部の授業は知らず知らずに参考になるところがありますね。
さて、HSさんは、これから就職活動が始まりますので、タイミングとしては、ちょうどいい時期に合格しましたね。KIさんとKMさんは2年生で、将来のことはまだはっきり考えていないでしょうが、今回、習得した〈基本情報技術者〉の資格は就職にもいい影響を与えるに違いないと思います。そこで最後に聞いておきたいことは、情報技術の勉強の中身は理系の分野のことが多いのはもちろんですが、その技術を実際に使う場面は、社会生活のいろんな場面で使うことが多いわけですよね。情報技術を使う場所というものが、結局、日常生活のいろんな場面だ、ということになると、理系の分野だけではなく、文系の分野の勉強も必要なことがあると思うんですね。今回、合格した皆さんにとっては、文系の知識としては、どんなことを勉強しておいた方がよいと思いますか。最後に、そのことを聞かせてください。
その点について言えば、国語力というか、問題読解力ですよね。長い文章を読む力、読解力はふだんから身に付けるように勉強しておいた方がよいと思います。
読解力を高めるためには、どうしたらいいでしょう。
本を読む。
本を読むか、そうね。読解力ね。文章を読んで、それも、適当に読むんじゃなくて、筆者がこの本で何を言いたかったのかを意識しながら少し考えながら読む、ただ面白いから読むということではなくて、本の全体的な文脈をしっかり考えながら読むというか、そういう読み方をすることも大事でしょうね。
そういう読み方が、特に、午後試験の問題にも通じるところがあるように思います。この問題は、どういう答えに行きつかせたいんだろうみたいな。
結局、何言ってるんだかわかんないような問題が結構ありますね。しかも説明が長いですよね。長いからもう疲れちゃったり、訳わかんなくなっちゃったり。読んでる途中にだんだん眠くなっちゃったり。ですから、最終的には、総合的にレベル上げていかないといけないと思うんですが、長い文章を読んで読解力を身に付けることは、何よりも大事なことのように私も思います。
さて、それでは、今日は、皆さんの貴重な時間をこの座談会のために割いていただいてありがとうございました。皆さんの後に続く後輩のために、参考になりそうなことがたくさん出てきたように思います。今後、参考にさせていただきますので、皆さんも、先輩として、これからもしっかり勉強して悔いのない大学生活を送ってくださいね。ありがとうございました。