卒業研究で、ライチョウを広く知ってもらうためのリーフレットを作成しました
2022年03月28日
みなさん、ライチョウという鳥をご存じですか? 本州中部(長野・富山など)の高山帯に生息し、絶滅危惧種に指定されている鳥です。
長野県出身のゼミ生・荒井さんは、子どもの頃から親しんできたライチョウが絶滅の危機に瀕していることに関心を深め、「ライチョウの現状と今後に関する一考察」という題目で卒業研究を行いました。
具体的には、まず、ライチョウの展示・研究を行っている長野県大町市立大町山岳博物館に訪問して学芸員の栗林さんからお話を伺うなど、ライチョウの置かれている現状や保護対策の状況などについて多方面から詳しく調べ、今後について考察を行いました。さらに、ライチョウを守っていくためには、一般の人たちにも現状やできることを知ってもらうことが大切だと考え、わかりやすいリーフレット作成を試みました。
この度、ご協力いただいた市立大町山岳博物館に、完成したリーフレット(A4三折版)を置かせていただくことになりました。
みなさんも機会がありましたら、ぜひ市立大町山岳博物館にお立ち寄りいただき、リーフレットを手に取っていただくことはもちろん、ライチョウをはじめとする貴重な生物たちを見て、その保護について考えていただければ幸いです。
細谷ゼミでは生物の視点から環境を考えており、卒業研究の取り組み例として、環境を学ぶ教材となる図鑑やリーフレットなどの作成を行っています。
長野県大町市立大町山岳博物館 http://www.omachi-sanpaku.com/