2022年の夏~秋の活動報告:能登での活動と大学祭の出展
2022年12月01日
細谷ゼミでは、日々のゼミ以外にも活動を行っています。新型コロナウイルス感染症が拡大してからは、そうした活動がなかなか行えずにいましたが、この夏から秋にかけて再開できた活動をご報告させていただきます。
能登での地域連携活動
これまでにもご紹介したことがあるように、細谷ゼミでは2015年から能登半島の穴水町・能登町で地域と連携した活動を行ってきています。この夏(8月17~19日)は、人数を限ってですが、2年ぶりに能登でのゼミ活動を行うことができました。今回、特別な活動として、穴水高校、金沢星稜大学のみなさんと共に、地元の方のご指導で、穴水町でボラ待ち櫓(やぐら)の再建作業に協力しました。ボラ待ち櫓は江戸時代から伝わる地元の伝統漁に使われていた櫓です。残念ながら現在では伝統漁は行われていないのですが、観光用のモニュメントとして町内数カ所に櫓が設置されています。今回はそのうちの1つを新たなものに取り替えるという作業です。当日は、櫓の組み立てについて説明を受け、材料となる地元の木材を設営場所まで運ぶお手伝いをしました。再建の取り組みは地元のケーブルテレビや新聞でも紹介されました。


大学祭の出展
ゼミでは毎年、「能登展」という名称で、大学祭で能登での活動紹介や地元の物産販売などを行ってきました。大学祭も新型コロナウイルス感染症の影響で2年間、対面で実施されませんでしたが、今年2年ぶりに対面での出展が叶いました。大学祭前日には3年生と4年生のゼミ生が、会場の設営やポップづくりなど、全員で協力して展示の準備を行いました。穴水町からは役場の方が参加して下さいました。文化祭当日には、ゼミ生が穴水町の法被(はっぴ)を着て説明や販売に活躍し、用意した品々はおかげさまで完売することができました。来場者の方々との交流もでき、充実した能登展となりました。

