2020年度4年生卒業研究のテーマの紹介
2020年09月17日
木下ゼミは2020年4月に発足したて。
ゼミの4年生は6名、コロナ禍のためオンラインでゼミをしてきました。テーマも固まり、現在は予備調査実施中。
エマ: 卒業制作テーマ:「自然と触れ合う遊び場づくり 〜母校の小学校校庭を対象に」
自分が小学校時代に校庭で秘密基地づくりをした思い出から、今の子どもたちがあまり外で遊んでいないのではないか、自然と触れ合っていないのではないかと仮説だてて、子どもたちの外遊びに関するアンケートを行い、学校の協力を得られれば子どもたちと一緒に実際に校庭に自然と触れ合う遊び場をつくる。実施が不可能の場合は模型製作。
アヤカ:卒業論文テーマ: 「ファンタジー~ファンタジーが及ぼす思考の変化~」
ファンタジーは空想、想像するイメージの世界で、幼少期には豊かに想像する力があり、過去多くのファンタジー小説が生み出されてきた。しかし今は書籍よりも映像で触れる方が多いのではないかと仮説立て、学生の幼少期のファンタジーとの接しかたを探る。映像の場合にジブリ系とディズニー系など幼少期のファンタジーの好みが現在の志向や行動様式、環境への意識にも影響しているのではないかと次の仮説を立て、現在予備調査中。
カホ:卒業論文テーマ: 「学生の食生活と住環境のスタディからWHO健康都市プログラムの考察」
ティモン・ガモーの映画「甘くない砂糖の話」を見た衝撃から、学生の食事の実態をプレ調査して、砂糖と糖質の区別した測定に苦労し、問題は不規則な食事、ベジタブル・ファーストという食事の仕方の徹底など、健康な食生活に関心を発展し、一人暮らしでも簡易な野菜栽培を実験し、身の周りに野菜を育てる住環境、そして都市レベルでWHO健康都市プログラムを進めている自治体が、どのように食生活と健康の関連を進めているか、研究対象を広げてきた。
チヒロ:卒業製作テーマ: 「有料化に伴うレジ袋削減のためのマイバッグの提案」
2020年7月1日から、全国でプラスチック製買物袋の有料化が始まった。そこで実際のところ、この政策はどのくらい浸透しているか、実態を探る。プレ調査ではマイバッグをカバンの底から取り出したり、簡易な袋で代用していたりと、より実用的なマイバッグの必要性を実感した。よりレジ袋を削減するために有効なマイバッグのあり方を探り、提案として試行的に作成する。
サヤ:卒業論文テーマ: 「公共空間におけるゴミ箱の設置について」
人が集まる繁華街、とくに駅近くには、通りにタバコポイ捨てなどゴミも目立つわりにゴミ箱が少ない。しかし欧米ではゴミ箱が公共空間にしっかりと設置されている。日本ではボミは個人が持ち帰りを基本としているが、果たしてこれで公共空間はきれいに保たれるのか。そんな疑問からまずはゴミの散乱状態とゴミ箱の配置の実態を交通結節点の駅周辺を中心に明らかにする。また加えて海外のゴミ箱の設置状況と対比して日本の公共空間の特異性の一端を明らかにする。
ユカ:卒業論文テーマ:「ファッションロス対策のための衣服リサイクルに関する若者の意識と実態調査」
日本ではつくられた洋服の6割以上は廃棄されている。このファッションロスにどのように立ち向かっていくべきなのかを、実際にアパレル企業がどのように対策をとっているのか、古着ブームはファッションロスの問題解決になるのか、若者世代(大学生)の衣服リサイクルの意識と実態を調査し、考察していく。