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荒川ゼミナール

私たちはリスクにどのように対応するのか?

2010年07月21日

ゼミ風景

写真① 銀行での訪問調査
写真①

荒川ゼミ4年のM・Kです。現在、私は卒業論文の作成に向けて日々取り組んでいます。私の卒業論文のテーマは、「日本と米国の家計の資産構成要因」です。自分が持っているお金(金融資産)からどのように利益をうみだすのか、そしてそれに伴うリスク(危険性)について人々がどのように考えているのか、を研究しています。

写真② 自動車ディーラーでの訪問調査
写真②

この研究を始めたきっかけは、3年生のときにリスクとリターンの関係を勉強したことです。例えば、株による資産運用には高いリターンが期待できますが、同時に株価下落による元本割れなどの大きなリスクが避けられません。一方で、銀行での預金は低金利であるためリターンは低いですが、元本割れのリスクは基本的には考える必要はありません。私たちは自分たちの人生設計に応じて、このようなリスクとリターンの関係を使いこなす必要があることを学びました。私はもともと人々のさまざまな行動の要因に興味があり、日本と米国での資産運用の違いを、文化や制度の観点から明らかにしたいと考えました。

写真③ 荒川ゼミ飲み会
写真③

研究を進めていくにあたり、実際に消費者がどのようにリスクと向き合っているのかについて調査したいと考えるようになり、実務家の方々にインタビュー調査を行いました。銀行での訪問調査では、行員の方から住宅ローンを事例として金利と商品構成の関係や経済状況と消費者の商品選択との関係について教えて頂きました(写真①)。そして、自動車ディーラーでの訪問調査では、ドライバーの年齢などの属性と購入する自動車保険との関係について教えて頂きました(写真②)。

 このようにゼミでは学外での活動も重視されるため、ゼミの仲間とのかかわりも多く感じます。ゼミの終了後には、先生も交えて話をしたり、飲み会をしたりしています(写真③)。そこでは、遊びや趣味などの話だけでなく、将来の夢などについても熱く語り合うことがあります。そんな仲間と過ごす荒川ゼミの中で、残された学生生活を有意義に過ごしていきたいと考えています。