パーソナル・メディアが若者に与える影響力

             

 

 

 

目的 我々が利用する事の多いメディアは対人関係に影響をもたらすのだろうか。ま

   た、地方と都市部の若者とではメディアの利用率、対人関係に差はあるのか。

   実際に現代の若者は対人関係が希薄化しているのかを調べた。

 

方法 総務庁の統計、他の参考文献を参考に調査。また、地方と都市部で差はあるの

   か新潟県柏崎市に在住している大学生と都内の大学に通学している大学生それ

   ぞれにアンケートを実施しその結果を集計した。

サンプル数:地方(男子:64,女子:36)都市部(男子:32,女子:68)

 

結果 環境によってメディア接触にはほとんど差は生じないし、またそれによって対人関係には影響はない。友人作りに対する意識は地方の方が高い。電話に関しては利用頻度の高い人に対人関係を重要視する傾向が見られる。また男女差では、男子はあまりメディアを利用せず、女子は電話といった通信ツールを好んで利用する。

 


  サークルの仲間に会う回数 

 


考察 実際には希薄化は存在せず、若者一人当たりの友人の数は年々増え、友人との

   つきあい方は深くなってきている。ただ、若い世代になるにつれて「仲間」以

   外のものに対してはなるべく接触を持たないようにする傾向が強くなってきて

   いる。電話の利用率が高い人は友人に対しても積極的。