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今年の9月の話ですが、藤村ゼミでも夏季合宿を行いました。行き先は、群馬県みなかみ温泉です。初日は旅館の会議室で光ファイバーとLEDを使った「テクノ手芸」に取り組みました。テクノ手芸は、電子部品を活用した手芸の一分野です。

合宿の約1ヶ月前、合宿ではテクノ手芸をやることは決めていたのですが、実際、何を作ろうか模索しておりました。そんな折、ゼミ生がネット上で光ファイバーを使った素晴しい作品を制作しているフィルノットという会社を発見し、その技術があまりにも素晴しく、それに感銘を受けたというのが今回の「光ファイバー手芸」のきっかけです。その会社の創業者は、25年以上前に、たまたま光ファイバーをマクラメと呼ぶ紐の結び方をすると、その結び目から光ファイバーの光が漏れ出て、発光するということを発見し、それ以来、長年に渡って技術を磨いてきたとのこと。実際、このサイトでは本当に素晴しい作品が沢山紹介されております。光ファイバーアートでは世界一だと思います。

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今回の合宿では、最初はプログラミング技術のスキルアップにもつなげたいと考え、ArduinoでLEDの点滅を制御させようと考えていましたが、合宿では時間的な制約がありますので、プログラミングは行わず、光ファイバーを結ぶ「手芸」の方に焦点を置いて取り組みました。アクセサリー作りは、女子大生には得意とする人も少なくなく、初めてにしてはとてもオリジナリティのある作品ができました。光ファイバーは弾力性があり、また強く結ぶと切れるので、扱いがかなり難しいのですが、参加した学生は4時間に渡って作品作りに集中していました。光ファイバー手芸は、今回の合宿をきっかけに、今後も技術を深めていきたいと考えております。

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合宿の二日目の午前中は、自由行動としまして、ラフティング、カヌー、散歩の3つのグループに分かれて行動しました。最も多くの学生が参加したラフティングは、急流をゴムボートで下るものですので、とてもエキサイティングな体験ができました。そして午後はバーベーキューを楽しみました。写真はバーベーキューの後で撮影した集合写真です。来年はどんな企画になるのか、とても楽しみです。

尚、藤村ゼミの活動はこちらのサイトでも紹介しております。





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マイケル・リン(台湾)とSANAA(妹島和世+西沢立衛)

ご報告が遅くなりましたが、今年の夏、中野ゼミは石川県金沢市で2泊3日のゼミ合宿を行いました。中野ゼミの合宿は、毎年アートやデザイン、地域の文化に触れることを目的に行っています。ちなみに前回は越後妻有トリエンナーレ(新潟)でした。

市の中心に位置する「金沢21世紀美術館」では、企画展示や常設展示で多くの現代アートや新しい工芸品を鑑賞しました。上の写真はマイケル・リン(台湾)による加賀友禅の伝統的な図柄をモチーフにしたグラフィック作品。手前の椅子は、この美術館の設計を手がけた建築ユニットSANAA(妹島和世+西沢立衛)とのコラボレーション。金沢の持つ伝統とデザイナーやアーティストによる新しい発想が結びつけられた作品でした。

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「スイミング・プール」レアンドロ・エルリッヒ(アルゼンチン)

この写真はプールの中から頭上に向かって撮影したもの。どういうこと?と思った方は、ぜひ美術館に足を運んでみてください。アートは自由な表現による知覚を通して、私たちに様々な「問い」を投げかけてきます。膨大な数の作品を前に学生たちの思考はフル回転でしたが、ゼミで取り組んでいる作品制作のヒントになったのではないかと思います。

もっと作品をご紹介したいところなのですが、多くの作品は撮影禁止のため、お見せすることができません。ぜひ金沢21世紀美術館のHP(http://www.kanazawa21.jp/)をご覧になってください。

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宿泊施設で行ったゼミの様子

ゼミ合宿では美術館だけではなく古都金沢をくまなく歩き、戦火を逃れた数少ない貴重な日本の伝統文化にも触れ、新旧のデザインやアートについて考える充実したゼミ合宿になりました。個人的には、料亭で目の前に並べられた加賀料理のお膳を前に、少々緊張ぎみの学生たちの姿がとても印象的でした。

来年の夏はどんな場所を訪れることになるでしょうか。今から楽しみです。

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長町武家屋敷跡にて

落合ゼミでは、Java言語やWebシステム構築の勉強をしています。

Webシステム構築のために、まずHTML、CSSを用いてホームページの基本的な構造を作製します。そのあとに、データベース構築のためのSQLにPHPやJavascriptなどを組み合わせることにより、顧客管理システムや伝言掲示板などのWebシステムを構築します。また、アンドロイドアプリやiPhoneアプリの作製なども将来的に視野に入れています。

また、卒業研究の一環として複雑系科学というトピックも勉強しています。最近、情報技術の発展により、Amazonなどのオンライン販売取引データやGoogle検索履歴などのさまざまな大規模なデータが蓄積されています。これらのデータはビックデータなどとも言われています。これらのビックデータを調べることにより、サービス利用者の行動特性などが見えてきます。付加価値の高い情報を抽出して、社会・経済の問題解決をするのが狙いです。

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