<松田ゼミ-21 前へ>

社会情報学部情報デザイン専攻の松田ゼミではヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)の研究を行っています。HCIとは、人の心理的身体的特性、コンピュータ技術、社会環境などの関係を複合的に扱い、人がコンピュータをよりよく利用するためにはどのようなデザインが望ましいかを研究する分野です。

(1)「Sigfoxを使ったIoTアイデアコンテスト」のファイナリストに選出

松田ゼミ3年の 山川祐美さんが、京セラコミュニケーションシステム株式会社の主催する、「Sigfoxを使ったIoTアイデアコンテスト」(優勝賞金50万円)応募し、プロトタイプ作成部部門で書類審査を通過し、ファイナリストに選ばれ、本選への出場が決定しました。本コンテストは、IoTネットワーク「Sigfox」を活用した、生活を「楽しく」「便利で」「快適に」するアイデアを募集するコンテストです。本選は12月に行われ、そこでは実際にSigfoxなどを用いて、提出したアイデアをソフトウエアで実現しデモ、発表します。昨年度の同コンテストでは70の応募があり、ファイナリストは10名でした。現在、12月の本選に向けて、デモ開発のためにSigfoxなどのIoTのプログラミングを学んでいます

(2)「オージス総研ソフトウェアコンテスト」に4件(6名)が1次審査通過

オージス総研が主催するソフトウェアコンテスト「焦らないソフトウェアコンテスト」(優勝賞金50万円)の第1次審査に松田ゼミ3年の、栗山真優子、宮ひかる、石井柚歩、山口菜友、矢吹真菜、山川祐美さんの6名が通りました。本コンテストは「焦らないソフトウエア」に関連するソフトウェア(ITシステム)のユニークで革新的なアイデアを募集するコンテストです。次に2次審査があり、11月に本選になります。現在、6名は2次審査に向けて、1次審査に提出したアイデアをブラッシュアップしています。

いずれも、ゼミ生が自分で考え応募したものです。今後が期待されます。

 

7月3日(水)~5日(金)に開催されました「情報処理学会DICOMOシンポジウム2019」において、市村哲先生の発表した論文が「優秀論文賞」を受賞しました。

受賞論文のタイトル
「食探-口コミ情報から手早く美味しい料理店が見つかるサービス」

受賞論文の概要
美味しい料理が食べられる料理店を手早く探すことができるWebサービス「食探」を開発した.ユーザがどのような料理が食べたいかに関する自分の希望や質問を日本語自然文で入力すると,入力文に類似した口コミが多い飲食店を抽出して,さらに,レビュー文章から抽出した料理に関する短い要約文を作成して表示する.

受賞情報はこちらの学会ページに掲載されています。
http://dicomo.org/commendation/

DICOMOシンポジウムについて
本シンポジウムは平成9年度に初開催されて以来、毎年多くの参加者が集い学術的な情報処理技術論文のみならず、事例報告、問題提起などの論文も対象として活発な議論が行われています。
http://dicomo.org/cfp/

市村哲先生(教員紹介ページ)
https://www.sis.otsuma.ac.jp/dept3/dept3_4/ichimura/