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2024年2月23日
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仙台津波復興支援センターでのボランティア・平泉の世界遺産見学
教員より
木村ゼミでは地球温暖化、生物多様性、廃棄物など地球環境問題について法律、政策、経営など社会科学の観点から学んでいます。今回のゼミ合宿では、仙台の宮城野地区で津波復興支援センターのがれき処理ボランティアに参加させて頂きました。
また、2012年は1972年に世界遺産条約が採択されてから40年、1992年に日本が条約を批准してから20年という節目の年にあたることから、事前に条約の登録プロセスや課題について勉強し、2011年に世界遺産(文化遺産)として登録された平泉を見学しました。
学生より
・震災・津波から1年半、現地には未だ倒壊した家屋や膨大な量のがれきがありました。海岸から1キロの地点にある現場で、センターの方から作業中に地震が起こった際の避難経路の説明を受けた後、草刈りとがれき拾いのお手伝いをさせて頂き、震災のお話を伺ったり、被災した建物を見学させて頂きました。少しでも力になれていればと思います。(R・E)
・現在も仮設住宅におられ、予想以上の大きな津波でご自身も300m流され、家を破壊された方は、実際に現場を見て体で覚え、将来の防災に役立ててほしい、また、ボランティアの数も以前より少なくなっているが、まだニーズがあるとお話されていました。被災者の方自身もボランティアに積極的に参加されている姿を目にし、私たちはもっと頑張らなければならないと感じました。(M・K)
・テレビ画面と実際に目で見た状況では感じるものが全く異なり、言葉を失ってしまいました。現地の方にお世話になり、逆に私たちも元気を頂きました。今回の経験を通して私たちでも何か伝えていけることがあればと思っています。(A・N)
仙台津波復興支援センターでのボランティア
ゼミ活動