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2024年5月9日
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分担執筆した書籍(『ソーシャルメディア時代の「大衆社会」論』)が刊行されました
分担執筆をした『ソーシャルメディア時代の「大衆社会」論』(津田正太郎/烏谷昌幸/山口仁/山腰修三編著)がミネルヴァ書房から刊行されました。本書ではそれぞれの執筆者が「マス」概念を再検討、再構築することで、現代社会をメディア側から見通す手がかりを探ることを試みました。
私が執筆した第一〇章の「ジャーナリズム実践の集合的記憶」では、ジャーナリズムの専門性が揺らぐソーシャルメディア時代において、過去のジャーナリズム実践の集合的記憶を用いて専門性を語ることの有効性と限界を論じました。扱った事例はアメリカのジャーナリズムが「神話」として語り継いでいるウォーターゲート事件の記憶です。
メディア論やジャーナリズム論だけでなく、社会学や政治学に興味のある方にもご覧いただきたい一冊になっています。ぜひ下記のリンクからお買い求めください。
書籍のリンク
研究内容 研究報告 出版