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肥川ゼミナール

卒論で携帯ソフトを自作してみる

2010年10月22日

ゼミの風景
環境情報学のゼミの中では、「環境」に重点を置くゼミが多いのですが、このゼミでは「情報」を中心にしています。というのは、生活環境と情報とは不可分の時代になっているからです。私たちの生活を見回すと、携帯やPCを使ったインターネットが欠かせません。これは私たちの生活環境に大きな変化をもたらしています。その携帯のソフトを自作してみることで、携帯を何気なく使っていたときよりも、携帯周辺のことが、より良く理解できるようになります。
 卒論のテーマでは、携帯でのゲームなどのソフトを作る学生もたくさんいます。プログラム作成を通して、言語、コンピュータ、通信への理解を深めていきます。コンピュータというものは融通が効かず、僅かな間違いをも許しません。あやふやな知識で「こうだろう」と思ってプログラムを書くと、エラーとなります。また、考え方が間違っていると、思ったとおりに動きません。そのようなコンピュータとの格闘を通して卒論を完成させると、喜びもひとしおです。プログラム作成は創造ですから、想像力や感性が必要です。自分のイメージ通りのものを完成させるためには、知識と論理力が必要です。 卒業後は、携帯のインターフェース作成の仕事に就く者もいます。卒業生たちが作ったゲームの中には、ゲームを通して環境の知識を深めるものもあり、「環境」を学んだ学生ならではの作品です。ゼミでは、教員やゼミ生との対話を通して正しい考え方を鍛えることを目標にして勉強しています。日々の勉強の中で卒論のための基礎学力をつけて行きます。