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2024年7月25日
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大災害のデジタルアーカイブ作成の取り組みを見学してきました
細谷ゼミでは、7月11日(木)に株式会社QUICK主催の「オープンQUICK未来データ会議・大災害にリアルタイムで対応する情報デザイン」に参加してきました。
このイベントは、災害や戦災などで被災した地域を、写真や文字情報、音声などを含めて3D空間に構成し、VRデバイスによってその場に実際にいるかのような体験をすることによって、災害を自分事として考えることを目指す取り組みを紹介するものです。
ゼミではこの10年間、能登で地域と連携した活動を行ってきています。今回、「能登半島多元的デジタルアーカイブズへのチャレンジ」として輪島地域の被災地のアーカイブを紹介するということで、イベントにご招待をいただきました。震災後、地域での活動が行えていないゼミ生にとって、能登の状況を知るよい機会ともなるため、参加させていただきました。
イベントには一般の方の他に、能登で活動する他大学の学生や、デジタル技術に興味を持つ高校生などが参加していました。ゼミの代表として壇上でVR体験をしたNさんは、体験後、「被災状況はニュースや写真で見てはいたのですが、被災した方たちの声や未来に向けた思いを今回のVRで同時に見られたことで、胸が痛くなり(大変さが)強く伝わりました。ゼミでは能登地域と連携して活動していますが、被災した地域を支援したいという気持ちが強くなりました。」と感想を述べてくれました。
また、イベント開始前には、参加したゼミ生全員が、基調講演をなさった東京大学大学院情報学環教授の渡邉英徳先生の研究室が取り組んでいらっしゃる関東大震災、広島原爆、ウクライナの戦災などの多元的デジタルアーカイブシリーズの画像を見せていただいたり、VRでの体験をさせていただいたりしました。ゼミ生にとって、貴重な体験ができた一日となりました。
壇上でVR体験をしている様子
渡邉先生の説明を聞く
ゼミ生がVR体験をする様子
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