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  • 2024年の夏合宿

    【4年生、愛知県・三重県】

    夏季休暇を利用し2泊3日の行程で坂内ゼミの4年生が「中京圏の食文化を学ぶ」を目的に、愛知県農業水産局畜産課、株式会社カクキュー八丁味噌、豊受大神宮と皇大神宮を訪問し、名古屋の食文化を中心に周辺の食について話を聞き、見学、体験をしました。

    愛知県では県畜産課生産・流通グループの担当者から、肉鶏として全国的に名前が知られる①名古屋コーチンの育種に関わる原種や源原種の維持・管理の方法とその実施主体(人員、設備体制)、②名古屋コーチンのブランド化を含む県産畜産物に関わる振興事業についてについて資料を交え詳細な説明を受けました。なお、名古屋コーチンについては、予めホームページで示唆を得ていた県作成のビデオ「名古屋コーチン物語」「おもいでの味〜もうひとつの名古屋コーチン物語〜」*を事前に学習していたのでさらに深く学ぶことができました。

    * ビデオ:「https://www.youtube.com/watch?v=UjFFAZQUj7I」「https://www.youtube.com/watch?v=VY_101GkJFw

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    県担当者からの聞き取りを終えて(愛知県自治センター)

     

    国内で作られる味噌のなかでも製法や熟成工程にひときわ特徴のある八丁味噌を学ぶため、同県岡崎市八丁町のカクキュー八丁味噌を訪問しました。資料館では江戸時代初期から伝統の製法で造りつづけている味噌づくりの様子を案内社員の細かな説明と展示物で実感ができ、さらに噌蔵内部では木桶に仕込んだ原料の上に丸みをおびた天然石が幾重にも積み上げられ熟成させる様子も見学できました。なお、名古屋市内では八丁味噌を使った味噌うどんや味噌カツなどを賞味しました。

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    八丁味噌蔵内部の見学

     

    三重県伊勢市では食事を司る神とされる豊受大神宮を参拝し、参道近くの食事処で「伊勢うどん」を食べました。たまり醤油をベースとしたタレとふんわり・もっちりしたうどんがマッチして、今まで食べたことのない食感というのが参加学生の大方の感想でした。

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    食体験をしたお店の「伊勢うどん」  (写真出所:伊勢うどん協議会HP)

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