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2025年5月26日
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上野動物園で動物の観察を行ってきました。
環境情報学専攻の「生物基礎実験※」では、ゾウリムシやアメーバなど顕微鏡でのミクロ
の世界の観察から、酵素やDNAなどを扱う生化学実験、野外の植物調査など、幅広い内容
の観察・実験を行っています。
今回、校外授業として上野動物園に出かけ、動物の体のつくり・行動について、課題シー
トを元に観察し、記録とスケッチを行いました。
これまで見たことのある動物でも、課題に沿ってじっくり観察すると、さまざまな発見が
あります。ニホンザルが道具を使って器用にものを取ろうとする様子、アジアゾウが長い
鼻を使って上手に餌を食べる様子、キリンが私たちとは少し違った歩き方をする様子、等
々・・・。
動物園で動物たちを間近で詳細に観察することで、生物の多様性と共通性を実感すること
ができ、動物たちへの興味関心が深まりました。さらに、絶滅の危機に瀕している貴重な
動物たちにも出会い、自然環境の保護の大切さを感じる機会にもなりました。
「生物基礎実験※」は、高校まで文系だった人たちも多数履修して、熱心に取り組んでい
ます。普段なかなか行えない実験や観察などを通して、生物の魅力、自然科学の楽しさ、
おもしろさを感じてもらえたらと考えています。
※「生物基礎実験」は令和7年度入学生から「自然科学実験(生物)」に名称変更しています。アジアゾウの観察
ニホンザルの観察
動物園前に集合
授業内容 郊外授業