社会生活情報学専攻

教員・研究室紹介

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Laboratory

谷本 雅之 教授

Masayuki TANIMOTO

研究分野

  • 経済史
  • 労働経済論

オフィスアワー

前期:木曜3限(対面・オンライン)
後期:水曜11:30-13:00(対面・オンライン)

最近の研究

小規模な製造業や商店の集積が、20世紀の東京の大都市形成とどのように関わっていたのかについて、『在来的発展と大都市』という著書にまとめました。最近は人々の生活水準と家事労働の関連について、比較経済史の視点からアプローチしています。女性の就業と学校教育との関連についての歴史共同研究にも取り組んでいます。

教員紹介

先生ってどんな人?

音楽を聴いたり、スポーツを見たりするのが好きです。若いころは自分でも少しやっていましたが、最近はもっぱら、演奏会やスポーツ観戦に行く、あるいはTVや配信を通じて見たり聴いたりです。

担当科目

  • 経済史
  • 労働経済学
  • 企業の経済学
  • 女性労働論
  • 社会情報学ゼミナールI・II
  • 社会保障の経済学
  • 教育の経済学
  • 社会生活基礎演習I

Seminar

谷本 ゼミ

Masayuki TANIMOTO Seminar

生活の場から、
経済や社会の仕組みや成り立ちを考える。

このゼミでは、日々の生活を手がかりに、経済や社会の仕組みや成り立ちを理解する方法を学びます。たとえば、世帯・家族は、社会消費の場であると共に、労働供給の主体でもあります。それを広い意味で「生活」存立の主体ととらえ、その生活を成り立たせていくために、世帯はどのように行動するのか、またその行動は、世帯・家族の在り方や、それを取り巻く経済社会の構造や政策によって、どのように規定されているのか、といった問いは、その一例です。文献の輪読とともに、参加者各自が資料やデータの収集・分析に取り組んでいきます。

目指していること

身近な問題を入口に、それが経済や社会の大きな問題や論点にどのように関わるのか。その道筋を、議論を通じて考えていく力を養って欲しいと思います。

進路・資格のこと

就職希望先の業界研究のサポートなどを考えています。

おもな卒業研究テーマ

  • 新任のため、参考例をいくつか挙げておきます。
  • 日本におけるクウォーター制導入の意義
  • 玩具売り場から見た消費とジェンダー
  • 世帯における生活時間の比較史
  • 労働経済学からみたスポーツ選手のスキル形成とキャリア
  • 日本におけるパン消費の歴史 など

卒業研究のキーワード

比較経済史、世帯経済論、産業と労働、ジェンダー史

これからゼミを目指す人へメッセージ

経済や社会の現実の出来事に関心をもつとともに、その仕組みや成り立ちについて、よく考えてみたい、という人を歓迎します。議論好き、という人も。

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