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情報デザイン専攻

受験生のためのQ&A

情報デザイン専攻に関する回答

他の専攻とはどこが違うのですか。情報デザイン専攻ではどのようなことを学べますか?

本専攻は、日本の女子大学の中でも数少ない情報処理の専門的な授業を行っています。コンピュータの基本原理をしっかり学べる情報基礎の科目群、プログラミングやシステム構築について学ぶ情報システム系科目群、目的に沿った情報デザインについて学ぶデザイン系科目群から、自分の目指す学びに応じた科目を選ぶことが可能です。システムエンジニアを目指すのであればシステム系科目を中心に、Webデザイナーを目指すのであればデザイン系科目を中心に、教員を目指すのであれば教職課程を加える、といったように、さまざまに学びの設計を組むことができます。プログラミングやデザインスキルを磨くため、どの専攻よりもコンピュータを用いた演習科目が多いのも特徴です。
履修ガイド143-147ページ

情報デザイン専攻ではどんな資格を取ることができますか?

本専攻では、高等学校教諭一種免許状「情報」、学校図書館司書教諭、図書館司書、博物館学芸員、レクリエーション・インストラクターの資格を取ることが可能です。他に、取得を奨励している資格として、基本情報技術者、ITパスポートがあります。基本情報技術者、ITパスポートの取得については、資格取得を卒業単位と認定する単位認定制度を利用することができます(申請が必要です)。詳しくは就職・資格情報のページをご覧ください。

私は文系です.情報系学部は理系というイメージですが、文系でも学習についていけるでしょうか?

はい、大丈夫です。現在、入学者のほとんどが文系出身です。情報処理に求められる数学は、基礎から丁寧に教えています。また、実際にプログラミングをする中で数学的なものの見方、考え方を実践することで、数学的なものの見方、考え方の必要性に改めて気づいた、面白みが分かったという声も聞かれます。文系科目受験者は、入学までに数学Ⅰを復習しておくと、入学後によりよいスタートが切れると思います。
本専攻では2013年より、初年度からプログラミングを学べるよう「プログラミング入門」を1年次必須科目として配置しています。9割以上の学生が全くの初心者からのスタートですが、Processingという、初心者でも取り組みやすい、グラフィックス処理に優れたプログラミング言語を用いることで、プログラミングは難しいというイメージが払拭されています。最終課題として取り組むグラフィックスアートの制作では、教員も驚くほどの作品が毎年提出されています(詳しくは専攻ブログのプログラミングコンテストを参照ください

最新のコンピュータを買わないといけませんか?

慌てて個人用のコンピュータを買う必要はありません。近年、性能の良いコンピュータを比較的安価に買えるようにはなってはいますが、所属するゼミや卒業研究でやりたい内容によっては、特殊な環境や性能が必要になることもあるからです。千代田キャンパスH棟の情報処理実習室には、専攻の教員が求める性能を満たした最新のコンピュータが常にメンテナンスされた状態で整備されています。学びの方向性が決まってから、コンピュータの購入の必要性を考えても遅くはありません。

ゼミって何ですか?

ゼミナールのことです。ゼミナールとは、教員の指導のもと、学生が特定のテーマについて研究をすすめる授業です。所属したゼミで卒業研究も行います。本専攻には、11の専攻のゼミと1つの学部共通ゼミ、計12のゼミがあり、3年次から全員がいずれかのゼミに所属することになります。ゼミで取り上げられるテーマは、教員の専門分野に基づきます。アプリ開発やウェブデザインのみならず、社会学、認知科学、情報教育など、教員の専門性はバラエティに富んでいます(詳しくは教員紹介を参照ください)。ゼミ配属は原則的に希望制ですが、定員超過の場合は、2年次までの成績によって配属が決定します。1~2年のうちに将来入りたいゼミを見つけて、それに向かった学びの目標を立てるとよいでしょう。

卒業研究ではどのようなことをしますか?

卒業研究では、学生が興味を持ったテーマについて問いを立て、それを解決するための取り組みを行い、一連の取り組みを論文としてまとめます。テーマはゼミの教員と相談して決めます。昨年度の卒業研究の例は以下のようなものでした。
R2卒業研究テーマ

  • Java言語による計測アプリケーション開発
  • 米国との比較による国内クラウドファンディング市場の分析:課題抽出と対応策の提示
  • 多摩地域の昔話の電子紙芝居化
  • AR(拡張現実)の表示マージンに関する研究
  • Unityを用いた千代田校舎震災時避難ゲーム
  • Arduinoを用いた映像絵本の提案
  • 日英映画タイトル翻訳の変遷―直訳の時代から意訳・非訳の時代へ―
  • Three.jsを用いたレスポンシブグラフ可視化
  • Moodleを利用した学習環境の提案―高校生に向けて化学を中心に―
  • Leap Motionを用いた料理レシピ提示支援システムの開発と評価
  • 漫画の文体分析から見る時代の変遷
  • 自分の目で動かせるキャラクターに共感を示すのか

また、卒業研究の概要をまとめた映像はこちらからご覧いただけます。

就職には基本情報技術者とかいった資格を持っていないと不利ですか?

不利にはなりません。しかし、資格を持っていることで貴女の勤勉さや意欲をアピールするよい材料になるでしょう。専攻では資格取得をさまざまな面からサポートしています。資格を取りやすくするために学内で受講できる課外講座(https://www.sis.otsuma.ac.jp/jobqua/qua1_2/
https://www.sis.otsuma.ac.jp/jobqua/qua2_1/)があります。また、基本情報技術者、ITパスポート資格取得者には、資格取得を卒業要件単位として申請できる単位認定制度も利用可能です。ぜひ積極的に取り組んでみて下さい。

就職はほとんどの人がシステムエンジニアのような専門職に就くのでしょうか?

本専攻の卒業生のうち、およそ4割がシステムエンジニアなどの専門職に就いています。それ以外にも4年間の学びを生かし、さまざまな業種・職種に就いています。たとえば、コミュニケーション能力を活かしてコンピュータインストラクターや教員になった先輩もいますし、総合的な問題解決能力を活かして総合職・事務職・公務員などの分野で活躍する先輩もたくさんいます(詳しくは卒業生インタビューや就職情報を参照ください。(https://www.sis.otsuma.ac.jp/jobqua/interview/)。折に触れて、社会で活躍するOGのお話を伺える機会もありますし(https://www.sis.otsuma.ac.jp/jobqua/job3/)、OG訪問などで親身に相談に乗ってくれる先輩も数多くいます。さまざまなきっかけを生かし、よりよい活躍の場を選び取ってください。