環境情報学専攻

教員・研究室紹介

WELCOME to 研究室!

Laboratory

鈴木 優志 准教授

Masashi SUZUKI

研究分野

  • 環境化学
  • 植物生理学
  • 化学生物学

オフィスアワー

月曜日4限(オンライン・対面)

最近の研究

東京湾の汚染の約7割は生活排水に由来すると考えられています。環境中に流出した生活排水に由来する汚染物質は周囲の生態系に影響を与えると考えられていますが、その実態は明らかではありません。鈴木ゼミでは、食用油や洗剤、マイクロプラスチックなど生活排水由来汚染物質が植物の成長に与える影響について研究しており、毎日出す生活排水の水質を改善するにはどうしたら良いかを考えていきます。

教員紹介

先生ってどんな人?

[趣味]
自然の中に入って周囲の自然の息吹を感じるのが好きです。山を歩くのも好きですが、時間と体力がネックで滅多に山には行けないのが目下の悩み。普段は自宅近辺の散歩ぐらいしかしていませんが、次はどこを歩いたら楽しいかなと妄想を膨らませるのも楽しみの一つ。

[オススメ本]
私が環境問題や自然について考えるきっかけとなった「風の谷のナウシカ」

担当科目

  • 化学の基礎Ⅱ
  • 生物の基礎
  • 健康と環境
  • 化学基礎実験
  • 情報処理実習A
  • 環境情報学基礎演習
  • 社会情報学ゼミナールI・II・III・Ⅳ
  • 卒業研究

Seminar

鈴木 ゼミ

Masashi SUZUKI Seminar

日常生活で使われている身近な化学物質から環境を考えます

3・4年生のゼミでは、家庭のキッチンから流される油や洗剤などの化学的な性質を学び、それらを土壌に含ませた時の植物への影響などを研究しています。日常生活で何気なく使っているさまざまな化学物質が、私たちの生活環境にどのようなインパクトを与えているのかを実際に感じることで、毎日の生活の中からライフスタイルを変えていこうとする意識の変化にもつながります。また、自然や社会環境への負荷をかけないようにするために、何が必要かを考えていきます。

目指していること

1)自然科学の基本的な知識や情報・解析技術を習得すること
2)文献や実験データに基づいて、自分の考えをまとめる力をつけること(データ解析やディスカッション力を養う)
3)それらの資料等に基づいて他人と論理的な議論をすること(コミュニケーション力やディスカッション力を養う)
以上3点を目指しています。

進路・資格のこと

3年生と4年生が交流できる合同ゼミを毎年開催しています。
4年生の前期は就職活動優先の行動を許可しています。
着任して4年目のためまだ多くの卒業生はいませんが、2023年春には、就職した1期生とこれから社会に出る2期生を交えた会を開きました。今後はOG等を呼んで、これから就活を控える3年生と交流できる機会を設けたいと思っています。

おもな卒業研究テーマ

  • シロイヌナズナの成長に与える油の影響
  • ハツカダイコンの成長に与える油の影響
  • ウキクサの成長に与える洗剤の影響
  • トマトの成長におけるマイクロプラスチックの影響
  • 多摩川の水質調査から多摩川汚染問題を考える

卒業研究のキーワード

生活排水、水質汚染、土壌汚染、食用油、洗剤、マイクロプラスチック、植物

これからゼミを目指す人へメッセージ

化学や生物の基礎知識はある方が望ましいので、それらの授業は履修しておくと良いですが、未履修でもゼミの中で丁寧に指導します。高校時代に文系だった人でも歓迎しますので、環境問題を化学や生物の視点で一緒に考えていきましょう。

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