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荒川ゼミナール

ゼミ紹介

2014年10月28日

こんにちは。荒川ゼミ4年のM・Yです。

現在私は「広告における消費者心理」というテーマの卒業研究をしています。このテーマは大学3年生の夏に広告代理店のインターンシップに参加したことをきっかけに興味を持ちました。1つの商品を売るためには、消費者の心理と時代の流れを読み取り、商品が認知されてからのストーリーまで予測することが重要だと学びました。そこからCMがかっこいい、キャッチコピーが好き、という単純な理由で見ていた広告を行動経済学の視点で捉えてみたいと感じました。
 まず研究では、近年インターネットによる影響力が年々大きくなっていることに着目し、テレビCMやインターネット上の動画広告をシェアする消費者心理を分析しました。今まで対人での口コミで拡散されていた情報は、現在インターネット上で気軽にシェアすることができます。消費者が「シェアしたい」と思う心理の根底には何があるのかを実際のアンケートを踏まえて調査をしました。

1.感情をシェア…自分が感じたことをみんなにも感じて欲しい。(例:可愛い動物、赤ちゃん、おもしろ映像、驚き動画)
2.体験をシェア…自分のした体験を皆に見て欲しい。(例:おしゃれなレストランへ行った体験、仲間とBBQをした体験)
3.リアルタイムな情報をシェア…今身の回りで起きているニュースを知らせたい。(例:事故情報、セール情報、有名人が今ここにいる情報)
4納得をシェア…自分のアイデンティティを示したい。(例:偉人の名言、あるあるネタ)

以上の4つの種類に分類することができました。要するに情報を拡散させるためには消費者がシェアしたくなる4つの心理から逆算していき、コンテンツを作ることが多くの人に認知される(広告)一つの手段ではないかと分析をしています。
経済学のゼミではありますがゼミ生一人一人が興味のある事柄や、日常生活での疑問をテーマに掲げ、卒業研究、発表をしています。3・4年生合同ゼミで、3年生は4年生と触れ合う機会が多く、単位や就職活動の相談がしやすい環境にあります。また、ゼミの質疑応答の場面では問題意識を持つ力が養われ、日常生活や就職活動で非常に役立つと思います。

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ゼミ以外の時間は、大好きな野球に関われる仕事として明治神宮球場でビールの売り子をしています。球場とお客様の一体感が好きで、試合が盛り上がるために選手の頑張りとビールは欠かせないものだと思っています。私は神宮球場にいらっしゃるお客様とのコミュニケーションを大事にしています。様々な職種の方とお話をする機会があるので就職活動の前にはアドバイスを頂くこともありました。また、大学の講義で興味を持った内容を話したり、お客様との会話の中で新しい疑問が生まれ、卒業研究のテーマに繋がることもあります。

荒川ゼミ写真(修正)

先月はインターンシップで出逢った友人と学生生活最後の夏休みを利用してイギリスへ旅行に行きました。世界遺産であるビックベンはもちろんのこと街並みも大変素晴らしかったです。建築とデザインという講義で、ヨーロッパの建造物は古くから残っているのもが多く、建築規制も厳しいため、建造物に統一感があると習ったことを思い出しました。続いて博物館へ足を運んだ際にジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」という作品がありました。美術の世界という講義で、この絵画をテーマに課題に取り組んだ経験があり、教科書でしか見たことがない絵画を生で見ることができて感動しました。


何の知識も無ければ見落としていることは日常に多くあり、それらを見落とすことは非常に惜しいことだと思いました。講義やゼミで学んだことが活かされていると感じたとき、大学は自ら学びの姿勢を正す場所だと気づきました。たくさんの人に会い、たくさんの疑問と好奇心を持って残りの大学生活を満喫したいと思います。